ラスベガスの様々なホテル
2009.11.26/Thu/22:22:42
【ラスベガスの成り立ち】
ラスベガスは、ネバダ州ににあり、かつて単なる砂漠のオアシスでした。それが1840年頃のカリフォルニアでの金鉱脈発掘(ゴールドラッシュ)に伴い、カリフォルニアに行く途中の砂漠の中継点として栄えることになりました。
ラスベガスと言えばカジノですが、1800年代はそんな感じではなく、不況の中での税収確保のため、1931年にネバダ州が賭博を合法化したことに単を発し、1946年頃から本格的なカジノが建ち始めました。その後、ラスベガスは発展を遂げてきましたが、近年の大きな流れは、大人も子供も楽しめるエンターテイメント・シティとしての潮流です。家族で来ても楽しめるコンセプトのホテルが大きな人気で、最近の新規ホテルや施設改修は、その流れに沿ってきています。結果、ラスベガスは家族連れでも楽しめる街になりました。
下の写真はカリフォルニアからラスベガスへ向かう Interstate 15 という道の途中ですが、アメリカのスケールがわかります。どこまでも一直線に長く伸びる道。アメリカでのクルマ作りとヨーロッパでのクルマ作りが異なる理由が良くわかります。

(カリフォルニアからラスベガスへ)
【ラスベガスのホテル群】
ラスベガスの主要ホテルは、南北方向に延びる Las Vegas Blvd (別名 The Strip)という目抜き通りに沿って存在します。先日紹介した Storatosphere タワーはその北端に近い部分にあります。どちらからというとこの通りの北は、古くから存在したホテル群、南側は新規に建てられたホテル群に色分けされます。したがって、近年はどちらかというと南側のホテル群に泊まるのが人気のようです。

(ラスベガス・マップ: 現地で配布されていた日本人向けフリーペーパーより)
個性的なホテルばかりで、すべてを満遍なく紹介することはできませんが、写真を交えながら紹介してみましょう。
ラスベガスは、ネバダ州ににあり、かつて単なる砂漠のオアシスでした。それが1840年頃のカリフォルニアでの金鉱脈発掘(ゴールドラッシュ)に伴い、カリフォルニアに行く途中の砂漠の中継点として栄えることになりました。
ラスベガスと言えばカジノですが、1800年代はそんな感じではなく、不況の中での税収確保のため、1931年にネバダ州が賭博を合法化したことに単を発し、1946年頃から本格的なカジノが建ち始めました。その後、ラスベガスは発展を遂げてきましたが、近年の大きな流れは、大人も子供も楽しめるエンターテイメント・シティとしての潮流です。家族で来ても楽しめるコンセプトのホテルが大きな人気で、最近の新規ホテルや施設改修は、その流れに沿ってきています。結果、ラスベガスは家族連れでも楽しめる街になりました。
下の写真はカリフォルニアからラスベガスへ向かう Interstate 15 という道の途中ですが、アメリカのスケールがわかります。どこまでも一直線に長く伸びる道。アメリカでのクルマ作りとヨーロッパでのクルマ作りが異なる理由が良くわかります。

(カリフォルニアからラスベガスへ)
【ラスベガスのホテル群】
ラスベガスの主要ホテルは、南北方向に延びる Las Vegas Blvd (別名 The Strip)という目抜き通りに沿って存在します。先日紹介した Storatosphere タワーはその北端に近い部分にあります。どちらからというとこの通りの北は、古くから存在したホテル群、南側は新規に建てられたホテル群に色分けされます。したがって、近年はどちらかというと南側のホテル群に泊まるのが人気のようです。

(ラスベガス・マップ: 現地で配布されていた日本人向けフリーペーパーより)
個性的なホテルばかりで、すべてを満遍なく紹介することはできませんが、写真を交えながら紹介してみましょう。
ラスベガス大通りを北から南の順に降りていきます。
次の写真は、SAHARA。相当古参のホテルです。ここはラスベガスのホテル群の北側の端っこ。ちょっと最近は人気が陰りがちです。しかし、ここのコンソルジュに頼んだおかげでシルク・ドゥ・ソレイユのショーのチケットが取れたりして、サービスはしっかりとしています。古くても淘汰されないのは、そのようにしっかりとしたサービスが確立されていて固定客があるということなのでしょう。

(SAHARA より。看板の真下が The Strip)
ここから視線をちょっと左に移してみたところです。このあたりはまとまった空き地がありますが、ここを買い取ろうとすると途方もないお金が必要なのでしょう。

(SAHARA より西のマウンテンスプリングス方面を望む)
さらに左側、ラスベガスの中心部を見てみます。すると、サーカスサーカス、スターダスト、リビエラという、これまた古参のホテルの先に、トレジャーアイランドやシーザーズパレスなど中心的なホテル群が立ち並んでいるのが見えます。

(SAHARA よりラスベガス中心方面を望む)
このホテルは「ベラージオ」。ヨーロッパ調の贅を尽くした有名なホテルです。このホテルは映画「オーシャンズ11」でオーシャン(ジョージ・クルーニー)と対決するベネディクト(アンディ・ガルシア)が経営するホテルとしても設定されています。

(ベラージオ)
表の写真は有名ですが、ベラージオの裏側はこんな感じでした。

(ベラージオの裏側)
中にも入ってみました。まずは屋上の駐車場からの眺め。周囲がわかるようにパノラマ写真にしてみました。

(ベラージオ屋上駐車場からのパノラマ画像)
中は南欧風の明るい感じで非常に心が安らぎます。豪華なのに重厚感を狙わず、カジュアルな雰囲気を出しているのが特長です。

(ベラージオ内部のパティオ)

(ベラージオ内部のパティオ)

(ベラージオ フロントデスク)
下の写真は、このベラージオのロビーです。天井を飾るのは "Fiori di Como" と呼ばれる色とりどりのガラスの彫刻。世界的に有名な芸術家 "Dela Chihuly" の作品だそうです。

(ベラージオ フロントロビー)
噴水を多用しているのもベラージオの特長です。これは玄関前の噴水。

(ベラージオ エントランス前の噴水)
ここはホテルの前の長い池ですが、ここでは定期的に音楽に合わせて噴水のダンスが見られます。数多くの水のラインがコンピューター制御で一糸乱れぬ動きで動きます。壮観です。

(ベラージオ ホテル正面前の池)
さて、ベラージオを出てラスベガス大通りを南下します。これは、「バリーズ」と「パリス」。世界の建造物が一挙に登場という感じです。まさに街全体がテーマパークです。

(バリーズとパリス)
これは、パリスに併設のエッフェル塔レストラン。

(パリスのエッフェル塔)
もう少し南下すると、パリスの隣のアラジンが見えてきます。ここはアラビアです。

(パリスとアラジン)
もっと南下します。なぜかここからは夜です。ここは、「ニューヨークニューヨーク」。ネバダの砂漠にニューヨークの街並みが登場です。

(ニューヨークニューヨーク)
もちろん自由の女神も建てられています。

(ニューヨークニューヨーク 自由の女神)
ニューヨークニューヨークの向かい側には映画をテーマにしたMGMグランドがあります。

このMGMグランド、中にライオンが飼われていたり、巨大なゲームセンターがあったりして、家族連れを非常に意識した作りになっています。日本人にも大変人気で日本人をたくさん見かけました。

(MGMグランド)
このホテルは「エクスカリバー」。中世ヨーロッパを意識した夢のお城です。

(エクスカリバー)
このように、今やラスベガスは世界の都市が集まる一大テーマパークです。特にラスベガス大通りの南側は特にその趣が高く、宿泊人気も高いです。

(The Strip 南地区の夜景)
今や、ラスベガスはカジノをやらない人でも思いっきり楽しめるところです。次はラスベガスのアトラクションについて簡単に紹介して、このラスベガスシリーズを終わりたいと思います。
【関連記事】
最も怖かったアトラクション
ラスベガスと絶叫マシン
ラスベガスの様々なホテル
ラスベガスのエンターテイメント
-----
最後までご覧いただき、どうもありがとうございます。
次の写真は、SAHARA。相当古参のホテルです。ここはラスベガスのホテル群の北側の端っこ。ちょっと最近は人気が陰りがちです。しかし、ここのコンソルジュに頼んだおかげでシルク・ドゥ・ソレイユのショーのチケットが取れたりして、サービスはしっかりとしています。古くても淘汰されないのは、そのようにしっかりとしたサービスが確立されていて固定客があるということなのでしょう。

(SAHARA より。看板の真下が The Strip)
ここから視線をちょっと左に移してみたところです。このあたりはまとまった空き地がありますが、ここを買い取ろうとすると途方もないお金が必要なのでしょう。

(SAHARA より西のマウンテンスプリングス方面を望む)
さらに左側、ラスベガスの中心部を見てみます。すると、サーカスサーカス、スターダスト、リビエラという、これまた古参のホテルの先に、トレジャーアイランドやシーザーズパレスなど中心的なホテル群が立ち並んでいるのが見えます。

(SAHARA よりラスベガス中心方面を望む)
このホテルは「ベラージオ」。ヨーロッパ調の贅を尽くした有名なホテルです。このホテルは映画「オーシャンズ11」でオーシャン(ジョージ・クルーニー)と対決するベネディクト(アンディ・ガルシア)が経営するホテルとしても設定されています。

(ベラージオ)
表の写真は有名ですが、ベラージオの裏側はこんな感じでした。

(ベラージオの裏側)
中にも入ってみました。まずは屋上の駐車場からの眺め。周囲がわかるようにパノラマ写真にしてみました。

(ベラージオ屋上駐車場からのパノラマ画像)
中は南欧風の明るい感じで非常に心が安らぎます。豪華なのに重厚感を狙わず、カジュアルな雰囲気を出しているのが特長です。

(ベラージオ内部のパティオ)

(ベラージオ内部のパティオ)

(ベラージオ フロントデスク)
下の写真は、このベラージオのロビーです。天井を飾るのは "Fiori di Como" と呼ばれる色とりどりのガラスの彫刻。世界的に有名な芸術家 "Dela Chihuly" の作品だそうです。

(ベラージオ フロントロビー)
噴水を多用しているのもベラージオの特長です。これは玄関前の噴水。

(ベラージオ エントランス前の噴水)
ここはホテルの前の長い池ですが、ここでは定期的に音楽に合わせて噴水のダンスが見られます。数多くの水のラインがコンピューター制御で一糸乱れぬ動きで動きます。壮観です。

(ベラージオ ホテル正面前の池)
さて、ベラージオを出てラスベガス大通りを南下します。これは、「バリーズ」と「パリス」。世界の建造物が一挙に登場という感じです。まさに街全体がテーマパークです。

(バリーズとパリス)
これは、パリスに併設のエッフェル塔レストラン。

(パリスのエッフェル塔)
もう少し南下すると、パリスの隣のアラジンが見えてきます。ここはアラビアです。

(パリスとアラジン)
もっと南下します。なぜかここからは夜です。ここは、「ニューヨークニューヨーク」。ネバダの砂漠にニューヨークの街並みが登場です。

(ニューヨークニューヨーク)
もちろん自由の女神も建てられています。

(ニューヨークニューヨーク 自由の女神)
ニューヨークニューヨークの向かい側には映画をテーマにしたMGMグランドがあります。

このMGMグランド、中にライオンが飼われていたり、巨大なゲームセンターがあったりして、家族連れを非常に意識した作りになっています。日本人にも大変人気で日本人をたくさん見かけました。

(MGMグランド)
このホテルは「エクスカリバー」。中世ヨーロッパを意識した夢のお城です。

(エクスカリバー)
このように、今やラスベガスは世界の都市が集まる一大テーマパークです。特にラスベガス大通りの南側は特にその趣が高く、宿泊人気も高いです。

(The Strip 南地区の夜景)
今や、ラスベガスはカジノをやらない人でも思いっきり楽しめるところです。次はラスベガスのアトラクションについて簡単に紹介して、このラスベガスシリーズを終わりたいと思います。
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最も怖かったアトラクション
ラスベガスと絶叫マシン
ラスベガスの様々なホテル
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最後までご覧いただき、どうもありがとうございます。
カテゴリ: 週末散歩
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