生まれた日の曜日がわかる時計 CITIZEN AVALON Super Calendar
2009.11.12/Thu/22:35:18
CITIZEN AVALON Super Calendar AVE58-6866 です。この時計のキャッチコピーは「過去・未来へ、ようこそ」です。アナログ式の年・月・日・曜日・時・分・秒の7つの針と24時間の針の8つを備え、ボタンを押すごとに、日付を過去、未来に自由に変化させられることが売り物でした。
内部に200年分のカレンダーを内蔵し、日付を変化させるとそれに伴って曜日の針も連動して変化します。そのため、例えば自分の生まれた日付が何曜日だったかなどと瞬時に調べることが可能でした。今ではパソコンやインターネットでこんなことはすぐに調べられますが、当時としては画期的でした。(シチズンオフィシャルページのこの時計の紹介はココ)

説明書がカラー版でした。ボタンと針の説明が載っていましたので転載します。ユニークなのは「年針」の文字盤で。28年で一周する構造になっています。この理由は、28年を周期として、ある日付に対応する曜日が等しくなるという暦の性質に基づいています。

時計裏面にもこの渦巻きの図式が刻印されています。

(裏面のうずまきの刻印)
この時計は1989年に購入しています。20年前ですね(昭和天皇崩御の年)。6つのバリエーションのうちの1つです。まだ立派に動いています。

文字盤が細かいというのは一目見てわかりますが、目を凝らしてみても、日付針の中央に書かれた小さな文字はルーペなしには見れません。相当精密な印刷技術が使われています。幸いデジカメのマクロ機能で撮影は可能でした。

("sapienter et audacter." ラテン語で 「賢く大胆に」)
文字盤下部の細かい文字もついでに接写しておきました。

(JAPAN 6700-G70142 KA の印字)
カラー版の説明書が凝ったもので、過去年表とシチズンの予想した未来年表が載っていました。そのうちの未来年表について紹介しましょう。この時計の発売は1989年なので、20年分については予想が当たっていたか検証することができます。
いかがでしょうか。意識して作成したのでしょうが「明るい未来」ですね。2001年ははずれでしたが、その他は大体当たっていたのではないでしょうか。また2033年の予想は、現在すでに実現されています。
地球温暖化や電気自動車などは、1989年には思いが及ばなかったのでしょうか。
明るい未来を期待したいところです。
この時計は絶版ですが、カレンダーに特化した時計は今でも買うことができます。
-----
最後までご覧いただき、どうもありがとうございます。
内部に200年分のカレンダーを内蔵し、日付を変化させるとそれに伴って曜日の針も連動して変化します。そのため、例えば自分の生まれた日付が何曜日だったかなどと瞬時に調べることが可能でした。今ではパソコンやインターネットでこんなことはすぐに調べられますが、当時としては画期的でした。(シチズンオフィシャルページのこの時計の紹介はココ)

説明書がカラー版でした。ボタンと針の説明が載っていましたので転載します。ユニークなのは「年針」の文字盤で。28年で一周する構造になっています。この理由は、28年を周期として、ある日付に対応する曜日が等しくなるという暦の性質に基づいています。

時計裏面にもこの渦巻きの図式が刻印されています。

(裏面のうずまきの刻印)
この時計は1989年に購入しています。20年前ですね(昭和天皇崩御の年)。6つのバリエーションのうちの1つです。まだ立派に動いています。

文字盤が細かいというのは一目見てわかりますが、目を凝らしてみても、日付針の中央に書かれた小さな文字はルーペなしには見れません。相当精密な印刷技術が使われています。幸いデジカメのマクロ機能で撮影は可能でした。

("sapienter et audacter." ラテン語で 「賢く大胆に」)
文字盤下部の細かい文字もついでに接写しておきました。

(JAPAN 6700-G70142 KA の印字)
カラー版の説明書が凝ったもので、過去年表とシチズンの予想した未来年表が載っていました。そのうちの未来年表について紹介しましょう。この時計の発売は1989年なので、20年分については予想が当たっていたか検証することができます。
1991年 | 音声入力式のワードプロセッサ、販売開始 |
---|---|
1998年 | 米・ソの協力により、初の有人宇宙ステーション完成。 |
2001年 | 匂いつきの立体テレビ、実用化に成功。 |
2006年 | 超小型・精密な埋め込み式の人工心臓が実用化。 |
2010年 | 家事ロボット、家庭教師ロボット、ペットロボットがシリーズで発売開始。 |
2014年 | がん発生のメカニズムが解明され、治療法が確立。 |
2016年 | 常温で使える超伝導体発見。自動車や船舶への応用はじまる。 |
2020年 | 火星探査のための月面基地完成。研究員7名が常駐。 |
2022年 | サハラ、ゴビ両砂漠に人工湖完成。地球の緑化が一気に進展。 |
2025年 | 初の有人火星探査衛星、月面基地より発進。 |
2026年 | 九州と韓国を結ぶ海底トンネル完成。日本が大陸とつながる。 |
2029年 | 有人火星探査衛星、月面基地に帰還成功。 |
2031年 | 月面に植民地完成。世界中から入植者が殺到。 |
2033年 | テレビ局と家庭の間で通信可能な双方向テレビが日本でブームに。 |
2037年 | 地球の軌道上に宇宙ホテル完成。スペースツアーが人気に。 |
2045年 | 深刻なオゾン破壊問題がほぼ解決され、地球の生態系が改善される。 |
2048年 | 月面の植民地が独立。月で初めての国家を形成する。 |
2052年 | 人間の脳と同じ働きをする第8世代コンピュータ誕生。 |
2060年 | 火星に恒久基地完成。木星の探査を始める。 |
2070年 | 第8世代コンピュータを利用した人造人間が実用化。 |
2085年 | 東海地震発生。しかし完璧な予知で被害者はゼロ。 |
2095年 | 人類初、木星で地球外生物との接触に成功。 |
2099年 | 地球人口約190億人。うち105億人が宇宙空間を体験。 |
いかがでしょうか。意識して作成したのでしょうが「明るい未来」ですね。2001年ははずれでしたが、その他は大体当たっていたのではないでしょうか。また2033年の予想は、現在すでに実現されています。
地球温暖化や電気自動車などは、1989年には思いが及ばなかったのでしょうか。
明るい未来を期待したいところです。
この時計は絶版ですが、カレンダーに特化した時計は今でも買うことができます。
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最後までご覧いただき、どうもありがとうございます。
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カテゴリ: 家電・時計
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