最近の東京メトロ
2009.10.16/Fri/19:26:00
![]() | 地下鉄の広告部門は、メトロ アド エージェンシー という会社が担っています。いろいろと斬新な活動をしてまして、最近気になっています。このポスターは「××でやろう」というマナー広告シリーズです。一目見てメッセージが伝わりますね。その他にも女性が化粧のフルコースをやっているところなど、このシリーズは必見です。全シリーズの紹介はここにあります。 その他、東京メトロで気になった広告媒体があります。 |
先日丸の内線に乗ったところ、赤坂見附の駅のプラットホームの反対側の壁に大きなディスプレイが何台も設置され、動画広告を流していました。
地下鉄の駅も「デジタルサイネージ」時代になったか、と感心しました。また、この広告、ホームの中心から控えめに音声も流されていて、映像と音の両面での広告媒体になっています。調べてみると、10月から新規に始まったサービスだとか(詳しくはココ)。
実はこの試み、数年前に銀座線で実験的に行われていた記憶があります。下の写真のように、銀座線はホームの間に鉄の支柱があります。その支柱と支柱の空間に動画を映し出せる大型ディスプレイを設置していたことがありました(どの駅だったか思い出せませんが)。

ところが、そのディスプレイに動画が映し出されたのを見たのは数日で、その後はずっと運用休止となってしまいました。理由は恐らく「安全性」でしょう。動画は人の興味をひきつける力が強いので、人によっては無意識に「もっと近寄って見たい」という気持ちになり、最悪ホームから転落してしまう事故が起こるかもしれません。運用停止の公式な理由はわかりませんでしたが、多分事故防止の観点で導入を止めたのだと思われます。
丸の内線の赤坂見附駅では転落防止のゲートが備わり、ようやくこのメディアを設置することができたのでしょう。
もともと、地下鉄は「窓の景色がない」ため、電車の中吊り広告の単価が高いと言う特性を持っています。結果、地下鉄の広告部門は経営的に重要な部門とされてきました。花形の部門には優秀でクリエイティブな人材が集まるので、その結果地下鉄の広告戦略は、他の鉄道会社とは一線を隔した活動になるのかもしれません。
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最後までご覧いただき、どうもありがとうございます。
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(丸の内線赤坂見附駅) | (動画広告) |
地下鉄の駅も「デジタルサイネージ」時代になったか、と感心しました。また、この広告、ホームの中心から控えめに音声も流されていて、映像と音の両面での広告媒体になっています。調べてみると、10月から新規に始まったサービスだとか(詳しくはココ)。
実はこの試み、数年前に銀座線で実験的に行われていた記憶があります。下の写真のように、銀座線はホームの間に鉄の支柱があります。その支柱と支柱の空間に動画を映し出せる大型ディスプレイを設置していたことがありました(どの駅だったか思い出せませんが)。

ところが、そのディスプレイに動画が映し出されたのを見たのは数日で、その後はずっと運用休止となってしまいました。理由は恐らく「安全性」でしょう。動画は人の興味をひきつける力が強いので、人によっては無意識に「もっと近寄って見たい」という気持ちになり、最悪ホームから転落してしまう事故が起こるかもしれません。運用停止の公式な理由はわかりませんでしたが、多分事故防止の観点で導入を止めたのだと思われます。
丸の内線の赤坂見附駅では転落防止のゲートが備わり、ようやくこのメディアを設置することができたのでしょう。
もともと、地下鉄は「窓の景色がない」ため、電車の中吊り広告の単価が高いと言う特性を持っています。結果、地下鉄の広告部門は経営的に重要な部門とされてきました。花形の部門には優秀でクリエイティブな人材が集まるので、その結果地下鉄の広告戦略は、他の鉄道会社とは一線を隔した活動になるのかもしれません。
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カテゴリ: その他
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