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トヨタのリコール問題について

2009.10.01/Thu/21:22:57

image002_opt.jpg9月29日、トヨタ自動車は米国で大規模なリコールが発生する見通しを発表しました。運転席のフロアマットがずれてアクセルペダルに干渉し、アクセルが戻らなくなるというものです。

この現象に関連して8月に発生した事故では4人が亡くなっています。この問題について書いてみたいと思います。
今年8月、911(日本の110番)の係官は緊急通報電話を受けました。

 通信指令係「こちら緊急電話番号。どうしましたか」

 通報者「アクセルが動かない。トラブルが発生した。ブレーキも利かない」

 通信指令係「分かりました。車を止めることができないんですね」

 通報者「交差点が迫っている。交差点が迫っている。つかまって。祈って……」

この直後、Lexus ES350 に乗っていたカリフォルニアハイウェイパトロールの Mark Saylor とその家族の一家4人は交差点で他車と衝突して死んでしまったということです。スピードは 190km も出ていたとのことです。

ES350.jpg
(Lexus ES350 - from wikimedia commons)

この事故を受けて、トヨタは380万台もの車に対してリコール措置を届け出るそうです。アクセルペダルがマットに引っかかったという単純なアクシデントですが大きな代償になりました。

この事故でのポイントを自分なりに考えてみると下記です。

  • 1 この車はどうもサイズの違うフロアマットを置いていたらしい
  • 2 エンジンが強力だったためスピードが高かった
  • 3 オートマティック車であった
  • 4 プッシュ式エンジンスターターでエンジンを切る操作が想起しにくかった
  • 5 ブレーキが効かなかった (なぜ?)
  • 6 サイドブレーキが足踏み式だった


上記のうち、1に関しては安全対策上、極めてシビアに留意すべき点でしょう。自動車オーナーは軽々しくサイズの合わないフロアマットを運転席の足元に置いてはいけません。

3, 4, 6 は最近の車の盲点です。車が新しく便利になったことの代償とも言えます。対策ですが、3 に大してはオートマ車でもシフトポジションをN(ニュートラル)に入れることができるはずです。4 に対しては、エンジンスタートボタンを3秒以上押し続けるとエンジンが止まるようになっています。6 に対してはあまり良い策はないですね。

気になるのが 5 です。通常、自動車のブレーキはエンジンのパワーの3倍以上の制動力を持っています。仮にエンジンがフルパワーを出していても、力いっぱいブレーキを踏めばクルマは止まるように設計されています。なぜブレーキが効かなかったのでしょうか?実はアクセルを戻そうとしたあまり、ブレーキを渾身の力で踏み続けることをしなかったのではないでしょうか。

私の邪推で、亡くなった方には申し訳ありませんが、このクルマの運転者はアクセルが戻らなくなったことで想像以上にパニックになり、適切な判断ができなくなっていたのではないでしょうか?すぐにセレクターをニュートラルに入れたり、エンジンを切るようなことができればこのような大惨事にはいたらなかったのではないでしょうか?

クルマには安全性が求められます。しかし、クルマを運転する以上、運転者は様々なアクシデントに対応することが求められます。今回の件、いたずらにメーカーを批判することなく、対策や心構えを教習上の講習や説明などに取り入れ、ドライバーの危機対処能力の底上げを行うのが本筋ではないかと考えます。

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最後までご覧いただき、どうもありがとうございます。
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カテゴリ: クルマ・バイク
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