PR

カテゴリ

プロフィール

最新記事

注目の商品

Facebookページ

レビューマジック

こだわりモノを中心としたレビューブログ。商品評価、感想など

納得の予算で納得のフルカーボンロードバイクを組み立てる(その4 ホイール装着編)

2018.09.01/Sat/17:22:36

IMGP4959_2018090115130057c.jpgフルカーボン・ロードバイクを自作してみようという企画シリーズ。今回はカーボンホイールを調達し、装着します。
【フルカーボン・ホイール】

せっかくカーボン・ロードバイクを自作するのであれば、そのホイールもカーボン製を奢りたいところです。完成車メーカーから提供されるカーボン・ロードバイクの価格が10万円台に落ちてきたからといって、ホイールまでカーボン製のフルカーボン・ロードバイクの価格が10万円台というのは聞いたことがありません。今回は自作のメリットを生かし、最近極めて低価格で入手可能になってきた中華製のカーボンパーツを使ってフルカーボン・ロードバイクを作ろうとしています。

そこで、ホイール(厳密にはリム)がカーボン素材であるカーボンホイールを購入します。ブランドは、今回購入したフレームブランドと同じ ICAN です。38mm ハイトのカーボンクリンチャーホイールが前後セットで 45,862円、圧巻の低価格です。安かろう悪かろうでは困るのですが評判も悪くありません。

IMGP4862.jpg

厳重な梱包で到着しました。

IMGP4865.jpg

付属品はクイックシャフト前後セットとリムテープ。

IMGP4864.jpg

そしてカーボンリム用ブレーキ・シューが付いていました。

IMGP4863.jpg

このホイールは11速対応ですが、9~10速のスプロケットを使えるようにする 0.85mm スペーサーもセットされていました。今回はこれは使いません。

IMGP4867.jpg

梱包を解きました。キズ一つなく、立派な商品です。安物感は全くありません。

IMGP4866.jpg

QC(品質管理)工程もしっかり整っているようです。

IMGP4934.jpg

【パーツ重量】

本商品だけでは走行可能ではなく、走行可能にするにはタイヤやチューブなど、各種サブパーツが必要です。今回用意したそれらサブパーツはこちら。タイヤとチューブは Panaracer、リムテープは SHIMANO を選びました。

IMGP4926.jpg

各種パーツを組み付ける前に「計量」を行います。フロントホイールが 670g。

IMGP4929.jpg

リアホイールは 837g でした。

IMGP4932.jpg

商品に付属してきたリムテープは、ナイロンを編み込んだような比較的ソフトタイプ。重量は2本で34.5g。

IMGP4927.jpg

これに対して、今回利用する SHIMANO のリムテープは 16mm 幅2本で 32.2g でした。

IMGP4928.jpg

タイヤは Panaracer の RACE A Evo3。比較的軽量の割に耐パンク性能が良く、転がり性能に優れるため、最近は私はこのタイヤを使い続けています。

IMGP4941_2018090115230279c.jpg

また、タイヤ幅は最近の主流である 25mm。 25mm のタイヤは 23mm と比べると多少重量が増しますが、 転がり摩擦に優れるため巡行速度維持の面で勝ります。私は今後 23mm のタイヤを使うことはないと思います。

IMGP4942_20180901152303388.jpg

タイヤの重量は一本 241g でした。

IMGP4943.jpg

クイックシャフトの重量も測ります。前輪用は 48g。

IMGP4945.jpg

後輪用は 52g でした。

IMGP4946.jpg

チューブの重量は 77g でした。

IMGP5160.jpg

【Panaracer バルブエクステンダー】

今回購入したカーボンホイールは 38mm ハイトのリムが付いています。38mm と言っても、カテゴリーとしては「ディープリム」に属するため、通常の長さのバルブ長を持つチューブでは、バルブ先端が十分に突出しない状況になっています。おそらく、38mm リムハイトの場合は、バルブ長 60mm が必要です。

ただし、大抵の場合バルブ長の短いチューブの方が安く売られていたりします。そのため、今回はバルブの長さを足すことができる「バルブ・エクステンダー」を購入しました。Panaracer 製です。

IMGP4947.jpg

このバルブエクステンダーは、2ピース方式(バルブコアが取り外せるタイプ)のチューブから、取り外したバルブコアを再装着するタイプなので、チューブを選びます。そのため、このバルブエクステンダーが正式対応している Panaracer の2ピースバルブ装着チューブも併せて選んでいます。

IMGP5161.jpg

エクステンダーの重量は0.9g と軽量。重量積算単位としては1gとしておきます。バルブコアをねじ込む「キー」も付属。使わないときはバルブキャップとしても利用可能です。これも軽量で 0.9g。ただし、今回はこれは重量積算対象にはしません。

IMGP4952_20180901152534adc.jpg

【ホイール組み立て】

ホイールの組み立てはあまり詳細には述べません。定番の組み立て方法です。

  • リムテープを嵌める
  • タイヤの内側にタイヤパウダーを塗る
  • リムにタイヤを片側だけ入れる
  • チューブに少々空気を入れ輪になるようにする
  • チューブにもまんべんなくタイヤパウダーを塗る
  • バルブ穴を合わせてバルブからタイヤの内側にチューブをタイヤの中に入れ、なじませる
  • タイヤチューブの空気を必要に応じて抜き、なるべく素手で(タイヤレバーを使わずに)残りのタイヤのビード部をリムに押し込む
  • チューブがタイヤ内に正常に収まっているか確認する
  • タイヤのビード部分が均一に奥までリムに嵌っているか確認する
  • 空気を軽く入れる
  • タイヤが不均一になっていないか確認する
  • 念のためもう一度空気を抜く
  • ゆっくりと空気を入れてゆく
  • 適正圧力まで空気を入れる

今回はバルブコアの延長の手順が入りました。写真で紹介します。

IMGP4953_20180901152536d65.jpg
(2ピースバルブ)

IMGP4954_201809011525370cb.jpg
(バルブコアを抜く)

IMGP4955_20180901152538d29.jpg
(エクステンダーを使って、バルブを延長する)

IMGP4956_201809011525405f5.jpg
(装着完了)

IMGP4957_20180901152542d1e.jpg
(私はタイヤパウダーの代わりにベビーパウダーを利用)

IMGP4958_201809011525430c2.jpg
(チューブのリムへの噛み込み、ビードの均等装着確認は入念に)

【組み立て完了と最終重量】

一通りホイールが組み立て完了しました。前輪の重量は1,012g。それにクイックシャフト48gを加えると1,060g。

IMGP4965_201809011525524dc.jpg

後輪重量は 1181g。後輪クイックシャフト 52g を加えると 1,233g。

IMGP4965_201809011525524dc.jpg

ただ、ここでちょっとした小話をします。上記重量は「空気の重量」も含まれています。空気は1Lで約1.3gあります。1気圧の状態では、その思さは大気の浮力と釣り合って中和されるのですが、私の場合、ロードバイクには前輪7気圧、後輪7.5気圧という高圧で空気を入れるため、6~7.5気圧分の「浮力で中和されない」空気の重さがホイールに加算されます。実測したところ、前輪で約7g、後輪で約10gの分の空気がホイール重量、ひいては自転車重量に加算されることになります。

【ホイール完成】

これで、晴れてホイールが完成しました。

IMGP4959_2018090115130057c.jpg

つぎにこれをフレームセットに取り付けます。ホイールを取り付けると、すっかり自転車らしくなりました!

IMGP5138_2018090117114732b.jpg

この段階での重量を計測してみましょう。理論値では、2,130g(骨格) + 1,060g(前輪) + 1,233g(後輪) = 4,423g です。

IMGP5140.jpg

ほぼ理論値です。実測値 4,425g。

IMGP5141.jpg

この測りは精度が±5g ありますので、重量集計の値は、理論値の 4,423g を使います。

【ホイールバランス調整】

最後にホイールバランス調整を行いました。このようにスタンドにクイックシャフトを通したホイールを入れ、ゆっくり手で回して重い点を調べます。

IMGP4966.jpg

その最も重い点の反対側にセロテープで1円玉(1g)を釣り合うまで貼り付けてゆきます。釣り合った段階で、その1円玉に見合う重さの重りを貼り付ければOK。私はゴルフクラブチューニング用の鉛プレートを使いました。

IMGP4967.jpg

このようにリムの中央部に貼り付けるようにします。側面に張り付けると回転による遠心力で飛んで行ってしまいます。

IMGP4968.jpg

【次回】

さて、次回は駆動系のギア関係(スプロケット、ボトムブラケット、クランク)の装着を行います。

【今回までのパーツ】

バイク本体必須パーツ
パーツ名製品名購入価格重量
フレームセット(ヘッドパーツ込)ICAN 2017-AC1852,870円1,451g
(コラムカット後)
カーボンステムRXL SL ロード自転車カーボンステム3,229円137g
スペーサーカーボンファイバー製自転車 スペーサー5個セット460円24g
ハンドルRXL SL カーボン ハンドル5,359円184g
シートzroot超軽量フルカーボンサドル3,000円125g
シートポストRXL SL シートポストRXL17013,799円195g
シートクランプカーボン シートクランプ 34.9mm龜旅1,560円14g
前後ホイール(クイックシャフト込)ICANカーボン38mm深 クリンチャーホイールセット45,862円1,607g
リムテープ(2本)シマノロード用リムテープ700cx16mm(2本入)798円32g
タイヤチューブ(2本)Panaracerチューブ R'AIR 700x23~28C] 2ピースバルブ仏式34mm3,176円153g
タイヤ(2本)Panaracer RACE A EVO3 700×25C ブラック9,072円482g
バルブ・エクステンダー(2本セット)Panaracerバルブエクステンダー2本セット [20mm]1,436円2g
タイヤ内空気前輪7気圧、後輪7.5気圧0円17g
バランスウエイトDAIYAバランス調整鉛(2セット)600円17g
合計131,221円4,440g

メンテ用品(今回新規に購入したもの)
用品製品名購入価格
メンテスタンド【World box】自転車メンテナンススタンド6,980円
自転車用ガラス系コーティング剤AZ BCT-001 アクアシャインコート980円
クリーニングキットAZ 自転車オールメンテナンス5点セット2,329円
マイクロファイバークロスレック 激落ちマイクロファイバー 10枚入534円
吊り下げ計りPhilonext 荷物はかり839円
コラムカット用金ノコZ ハイスパイマン1,170円
ソーガイドGIZA PRODUCTSソーガイダー ブルーチェック1,814円
万力エンジニア アンヴィルバイス TV-121,963円
合計16,609円




【関連ページ】
ICAN サイクリング公式ホームページ
納得の予算で納得のフルカーボンロードバイクを組み立てる(その0)
納得の予算で納得のフルカーボンロードバイクを組み立てる(その1 フレーム編)
納得の予算で納得のフルカーボンロードバイクを組み立てる(その2 コラムカット編)
納得の予算で納得のフルカーボンロードバイクを組み立てる(その3 ハンドル・サドル装着編)
納得の予算で納得のフルカーボンロードバイクを組み立てる(その4 ホイール装着編)
納得の予算で納得のフルカーボンロードバイクを組み立てる(その5 クランク装着編)
納得の予算で納得のフルカーボンロードバイクを組み立てる(その6 完成編)
納得の予算で納得のフルカーボンロードバイクを組み立てる(その7 アクセサリー・試乗編)

-----
最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
関連記事
タグ: ICAN  自作 
tb: 0 |  cm: 1
go page top

 

この記事に対するコメント

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます
| #
2018/09/14 09:59 * 編集 *
go page top

 

コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する

go page top

 

トラックバック

承認制としています。無関係なものは承認されない場合があります。
トラックバックURL
→http://ace.reviewmagic.jp/tb.php/765-b2db9708
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
go page top