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【週末散歩】 ヒト一人のデータ容量は?

2012.01.09/Mon/09:38:01

【週末散歩】

レビュー記事ばかり書くのも無味乾燥だということで、色々なよもやま話を書き綴ろうというのが「週末散歩」です。散歩と言っても必ずしも外出したことばかり書くわけではなく、書きたいことを自由に書いてみようという趣旨です。

【ヒト一人のデータ容量】

ヒトのDNAは約32億個の塩基対で構成されているとされ、それに配置される塩基の種類は A, T, G, C の4種類。4は2ビットで表されるので、32億×2 = 3.2G x 2 = 6.4Gビット の情報をもっていることになります。それをバイト換算すると1バイトは8ビットなので、6.4/8 = 0.8GB = 800MB。およそ CD-ROM 1枚分に人間の遺伝子情報が格納できてしまう換算になります。

ただ、人間の遺伝子情報は一人の人間のすべてを表すのではなく、人生経験などの後天的要素と合わさって一人の人間は形作られるものです。

先天的情報だけではなく、人間の活動自体に目を向けると、2011/1/9の朝日新聞の朝刊に以下のような記事が載っていました。

マイクロソフト研究所の一室で対面したゴードン・ベル主席研究員は、首からデジタルカメラを提げていた。(中略)。ベルさんは1998年~07年、マイクロソフトでライフログ研究を指揮した。自ら被験者となり、写真や書籍、メールからの思いでの品まで、あらゆるものを記録する「完全記憶」の可能性を追求。多くの特許を取得し、後続のIT企業に大きな影響を与えた。

ベルさんによれば、人生の全体験を記録するのに必要な記憶容量は1~10テラバイト。数万円程度のハードディスクに収まってしまう。「2020年には、誰もがもっと手軽にライフログをできるようになるでしょう。自分の死後、記録を元に作ったデジタルな分身と子孫が対話するようなことも、技術的に可能になりつつある」

(朝日新聞 2012.1.9 朝刊より)

とまあ、10テラバイトのディスクがあれば、一人の人間の活動がすべて入ってしまうとのこと。なんか恐ろしい余の中になったものです。

たしかに、Twitter や facebook のタイムラインなど、自身の行動をデジタル化して残しておける環境も最近充実してきました。

【人間の複製】

人間の過去の記憶がハードディスク1つ程度に収まるとして、それだけで、その人間自体を人工的に再現できるのでしょうか?私は「No」だと思います。人間を、その人間性まで含めて再現するには、過去の記憶以外に、その人がどのような性格を持っていて、どのように考え、反応するのか、その部分まで再現しなければならないからです。これはハードルが高いと思います。

しかし、もしかすると近いうちに、科学は、その領域まで達成可能にするのかもしれません。例えば、大変優秀な人材を、その人材の死後も活用できるよう、その人を電子的に複製するようなことがありえないとは言い切れません。

このようなことを考えてゆくと、クローン人間の作製が倫理的に問題にされているように、電子的な人間の複製についても、その高度化が進んだ段階で、いつか倫理的な問題となるような気がしています。

私個人としては人間一人の存在が永久に残るのは望ましいことではなく、少なくとも自分に関しては気が進まないと感じています。

【参考ページ】
データ量の比較(wikipedia)


ライフログのすすめ―人生の「すべて」をデジタルに記録する! (ハヤカワ新書juice)ライフログのすすめ―人生の「すべて」をデジタルに記録する! (ハヤカワ新書juice)
(2010/01)
ゴードン ベル、ジム ゲメル 他

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最後までご覧いただきまして、どうもありがとうございました。
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