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GPS と近代戦争

2010.01.19/Tue/00:11:58

IMG_3954.jpg科学技術は軍事技術と表裏一体にあると言われますが、便利なGPSももともとは軍事利用を想定したものでした。

【新聞新形態 GLOBE】

朝日新聞は隔週月曜日の朝刊に「GLOBE」という横書きの新聞が折り込まれています。個人的な推測として、このような形式の編集を行っている背景は、来るべき新聞の新形態を模索しているということではないかと考えています。新聞というメディアは、テレビのニュースとは異なり活字を使っているため、今までは即時性より詳細性、専門性、深さをアピール出来ていました。その意味でテレビやラジオとは異なるポジションの存在価値があったのですが、インターネットはある意味テレビと新聞の両面の特性を持ち、テレビの役割、新聞の役割を切り崩す脅威となってきました。

そのような流れのなかで、朝日新聞は旧来の縦書き編集の新聞から脱却せざるを得ないタイミングが近く来るかもしれない読み、このような横書き版の新聞を試験的に初めているのではないかと。

【衛星覇権】

その先週月曜日(1/11)のテーマは「衛星覇権」でした。特に焦点を当てたのが「測位衛星」。最近では"GPS"と読んだ方が通りが良いとおもいますが、このGPSは米国の衛星を表します。米国は GPS 信号を一般に無料開放していますが、戦闘状態にある地域では局所的にその精度を落としたりすることができます。軍事作戦にとって、自分の場所を正確に特定することは非常に大切なこと。ロシアや中国にとって、その位置測定の根幹設備を米国に抑えられているというのは、軍事的に見て非常に問題です。

このGPSを米国が「無料で」利用可能としている理由は、米国は他国に「測位衛星」を打ち上げて欲しくないと考えているからだと言われています。

そんなわけで、中国、ロシア、さらにEUも時刻の測位衛星システムを計画・実行しています。中国はそれを「北斗」と呼び、ロシアは「GLONASS」、EUは「Galileo」と名づけました。日本は全地球をカバーするシステムではなく、日本の天頂あたりに必ず位置するような起動を持つ「準天頂衛星」の打ち上げを2010年夏に予定しています。

【無人機プレデター(略奪者)とリーパー(死神)】

最近の軍事技術は、無人の偵察・攻撃を成し遂げられるようになってきました。新聞記事によると、米ラスベガスの北約70km、「クリーチ基地」には「unblinking eye(まばたきしない目)」という舞台があり、その基地ではパイロットが基地内のコックピットから無人偵察機、無人攻撃機を遠隔操作するミッションをこなしているそうです。

プレデターは主として偵察を担う無人機。ステルス性を備え、敵地の視察を無人で行って帰ってきます。この無人機の操縦は衛星による通信により行われ、たとえ機体が撃ち落とされたとしても人的被害がありません。

Predator.jpg
(RQ-1 プレデター)

リーパープレデターの発展形で、より航続距離が長く重武装をすることができます。

Reaper_UAV.jpg
(RQ-9 リーパー)

兵員は安全であるとしても、例えば遠隔地にミサイルを落とした翌日に要因は子供のサッカーの応援に行くという、ある種奇妙な生活を強いられ、それが多大なストレスになっていると言われています。

このような遠隔攻撃を完遂する能力は GPS や軍事衛星を完備した米国にしかできないこととされていて、時刻の衛星網を持つことが軍事的に極めて大事なことだと分かります。

【平和利用・軍事利用の境界線】

1967年、国連で宇宙の軍事化を規制する「宇宙条約」が発行し、地球周回軌道に大量破壊兵器を配備することが禁止されました。したがって、衛星には爆弾やレーザー砲などは配備できません(「アキラ」に出てきた「ソル」のようなものは実際には配備できない)。

あと20年もすると、テレビゲームのように戦争ができるようになるのかもしれません。科学技術の発展は歓迎すべきものだと思いますが、戦争(特に人殺し)は避けなければなりません。

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最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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カテゴリ: テクノロジー
タグ: 衛星  無人攻撃 
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